The Location

The Hotel

image001 イギリスのウェールズ北部の海岸にある「ポートメイリオン」が「プリズナーNo.6」の主なロケ地です。
ここは、建築家ウィリアムズ・エリスによって 1925〜1975 年にかけて作られ、現在もホテルとして営業しています。干潮時に姿を現す広大な砂浜、風変わりなコテージ群など、撮影当時の風景が殆どそのまま残されています。
作品からは孤島のような印象も受けますが、実際には岬なので、ごく普通のホテルとして電車や車で訪れることが出来ます。
宿泊客以外が村を見学する場合は入場料が必要です。


The Route

routemap 外務省に勤めた後、秘密を持ったまま辞職すると、村に行けるかもしれません。
それが無理なら、電車か車で行くのが手っ取り早いでしょう。ポートメイリオンはロンドンの北西部約400Kmの場所にあり、BR(British Rail:英国鉄道)の場合、ロンドン・ユーストン駅から約6時間で到着します。
ポートメイリオンの最寄り駅はBRの "minffordd"(ミンフォース)です。駅から村までは約2.5Kmのほぼ一本道で、駅前には看板も出ているので迷う事は無いでしょう。宿泊客なら駅まで車で迎えにきてもらう事も可能です。

Google Maps で見るPortmeirion


The Rail

ここではバーミンガム・インターナショナル回りの路線を紹介します。
「ユーストン〜バーミンガム」 間は約1時間10分。日中は1時間に2本ほど運行されています。平野部を運行するので景色はよく、羊や牛の放牧が目を楽しませてくれます。
「バーミンガム〜ミンフォース」間は約4時間40分。1日に数本しか運行されていません。
内陸部では丘陵地帯の変化に富んだ景色が、海岸付近ではリゾート地の広大な景色が見られるでしょう。

railmap
ユーストン(発) バーミンガム・
インターナショナル(着/発)
ミンフォース(着)
08:43 09:53/10:09 14:48
10:43 11:53/12:09 16:45
12:43 13:53/14:09 18:49
  • BRは遅れる事が多いので、乗り継ぎ時間には十分な余裕を見てください。数分〜数十分の遅れはしょっちゅうです。
  • 実際に訪れる前にBritain's National Rail networkのページを利用すると良いでしょう。"Planning your Jouney"をクリックして"Leaving from" に "euston"、"Going to" に "minffordd" を入力して日時を指定すれば、乗り継ぎを含めた時刻表が表示されます。
  • 地球の歩き方編集室からは「トーマスクック ヨーロッパ鉄道時刻表」が年に4回発行されています。時刻表の他に路線図やブリットレイルパスの料金表などもあり、日本語で読める貴重なリソースです。
  • BRは1994年に分割民営化されており、「ユーストン〜バーミンガム New St.」は "Virgin Trains" 、「バーミンガムNew St.〜ミンフォース」は "Arriva Trains Wales" によって運行されています。
  • ウェールズ地方では殆どの案内が英語とウェールズ語の併記になっています。駅名や行き先を読み違えないようにご注意下さい。
  • このほか、ジョン・レノン空港に到着して、リバプールから北回りで行く路線もあります。リバプール〜ミンフォース間は約6時間。山岳鉄道を使うので景色は良いですが、スケジュールは更に厳しくなります。

the Accommodation

image006せっかくポートメイリオンを訪れるなら、宿泊する事を強くお勧めします。
「村」の住民になれるという満足感はもちろんですが、早朝の人が居ない風景を撮影出来たり、"Residents Only"の場所に入れたりという特典もあります。
一番安い部屋だと1泊2名素泊まりで135ポンド(約27000円)なので、それほど無理な設定ではありません。1名で泊まる場合や2泊以上する場合は、一泊あたりの値段はもう少し安くなります。
宿泊予約はネット上で行えます。「ポートメイリオン」から「English > Accommodation > The hotel Portmeirion > Village Rooms 」と辿ると、村のコテージの宿泊予約ページになります。
メールの対応は早く、1営業日以内で返事が来るようです。

the Visitor


編注:このページでは"Portmeirion"を「ポートメイリオン」と表記しています。トラベルガイドなどでは「ポルトマイリオン」「ポートメイリヨン」「ポートミリオン」等の表記になっている場合がありますのでご注意下さい。